日付: 2010年 3月 8日

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 『全国車いす宿泊ガイド メールマガジン No.16』
  社団法人全国脊髄損傷者連合会              2010/3/8
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 こんにちは、『全国車いす宿泊ガイド メールマガジン』運営事務局です。
 このメールはメールマガジン会員様宛てにお送りしております。

―【本号の内容】―――――――――――――――――――――――――――

 1)旅のエッセイ「飛んでもエンジョイ車いす」
 2)ななめ読み(12)「目の高さ」
 3)イベント情報                
 4)トピックス
 5)全国車いす宿泊ガイドのご案内
 
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 1)旅のエッセイ『飛んでもエンジョイ車いす
              北ドイツ・ロンドン編』 
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ロンドンを歩く

 ピカデリーサーカスの近くのインフォメーションで、車いすの情報を手に入
れる。そこからテムズ川河畔に出ようと思い歩き始めた。すぐにトラファルガ
ー広場に出るが、そこからチャリングクロス駅のほうへ行き、テムズ河畔に出
るつもりだったが、道を間違え地下鉄のウエストミンスター駅の横に出てしま
った。目の前にはビッグベンの時計台が見える。思っていたよりだいぶ南まで
来てしまっていた。仕方なくビッグベンを右に見ながらテムズ川を渡ることに。
川沿いに2〜3キロメートルの距離を歩き、元の対岸に出るために渡れる橋を
見つける。しかし、階段が邪魔だったりと、渡れる橋が見つからず、ついにビ
ッグベンから4つ先のミレニアムブリッジまで行ってしまうことになった。

 ミレニアムブリッジは歩行者専用の橋になっている。そこからはタワーブリ
ッジなどがはるか遠くに見渡せとても眺めがいい。そのミレニアムブリッジを
渡り、ようやくテムズ川の反対側に出ることが出来た。

 橋の先にはセントポール大聖堂が聳えている。バス停を確認すると、そこか
らホテル方面のバスが出ている。バスを待つが、工事中で道がカーブしている
せいかバスがなかなか止まってくれない。4〜5台待ってやっと乗ることが出
来たが、その後降りる所で下ろしてもらえず、二つ先のバス停まで行く羽目に
なってしまった。バッテリーが残り少なかったのでひやひやしたが、何とかホ
テルまでは大丈夫だった。

 街歩きはメインストリートを行ったのだが、途中にはウエストミンスター寺
院や、建設時大きな話題を振りまいたBAロンドンアイの大観覧車、そして、
時計台ビッグベンがある美しい国会議事堂などが点在している。

 ちょっと後悔したのは、ロンドンアイのすぐ側を通ったにもかかわらず乗車
しなかったことだ。ガイドブックによると、カプセルはかなり大きくそこから
は、天気がよければグリニッジ天文台やヒースロー空港まで見渡せると書いて
ある。次の機会には是非乗ってみたい。

 一般的に、イギリスでは「食べるものがない」といわれるが今回そうでない
ことがわかった。食事代は少し高めだが探せばいろいろとある。前回は元ダイ
アナ妃の住まいがあった、ケンジントンに宿を取ったからかもしれないが、レ
ストランが探せなくてマクドナルドに3回も通った経験がある。

 しかし今回、ホテルはロンドンの中心地だったので、移動するにも食事する
にも便利だった。今度の旅で一番おいしかったのは、ロンドンで食べた韓国料
理「石焼ビビンバ」ではないかと思う。

 イギリス料理といえばローストビーフくらいしか思い浮かばないが、国際都
市ロンドンでは各国の料理が食べられる。もうロンドンは「おいしくない」と
いう偏見は捨てたほうがいいのかもしれない。

 そして改めて、美術館のすばらしさを再認識させられた。これまでヨーロッ
パ各地を回り、イタリア・フランス・ドイツ・スイスなどいろんな国の美術館
を見てきたが、ロンドンのナショナルギャラリーの展示品は、間違いなく世界
最大の美術館の一つだといえる。
 
 イギリスは偉大な画家・彫刻家の輩出はなくとも、彼らの美術作品を観る目
は確かなようだ。そして、イギリスでは美術館・博物館など障害者だけではな
く全ての人が無料である。これにも又驚かされる。

 最後に、ハンブルクでホテルのトラブルがあったことにより、ロンドンの旅
行社の人と知り合えた。彼らとは再会を誓ったので、又ロンドンで逢うことが
出来るだろう。

 トラブったことにより友達が出来るとは、さしずめ「人間万事塞翁が馬」と
いうことだろうか。

(北ドイツ・ロンドン編 完)

(文:全脊連 理事 赤城 喜久代)
    
     
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 2)ななめ読み(12)「目の高さ」
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 何年か前、5才くらいの甥っ子と一緒に広大なお花畑をみにいったことがあ
ります。

 ちょうど満開できれいだったねー、と口々に言い合う大人たちにまじって、
5才の彼が言った一言。「ゴミが多かったねー」
 
 小さな彼が見ていたのは、すぐ足元の、観光客が捨てていった紙ゴミだった
のかー、と妙に納得しつつ、以来、目の高さがいつも意識に残るようになりま
した。

 先日、テレビを見ていたら、後ろ乗りで、座面の高さが調整できる電動車い
す「ロデム」の発明家が、東京でデモンストレーションをし、デンマークがこ
れに注目。発明家の彼がデンマークに飛んだところ、デンマークの福祉担当者
が開口一番「目の高さが合うのはいいねー」

 これを見ていた車いすユーザー暦30数年の男性いわく。「この車いすは座
面が前傾しているので、長時間使う我われむきではないな、とおもって見てい
たけど、目の高さが合うのはいいねー、車いすを使っていないひとが、車いす
の高さにあわせてしゃがんでくれるのも、なんか違和感あるんだよね」といわ
れ、そうだろうなーと思いました。

 旅先で「わー、海辺がきれい!」といっても。窓辺には腰のあたりまで、台
が張り出していて、車いすの友人と窓辺からの景色を共有できないもどかしさ
を感じることがよくあります。

 これから新しく宿の設計に関わる皆様、オーシャンビューをねらうという価
値観にそえて、様々な目の高さ、どんな状況の人にも景色を楽しめる目の高さ
の設定が、プランに入っているか、そこがリピーターを呼ぶ、ハートのある宿
づくりの隠し味だということ、うけあいです。


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 3)イベント情報 
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平成21年度障連協セミナー

主 催   全社協、障害関係団体連絡協議会 
日 時   平成22年3月15日(月) 13時〜受付
      13時30分〜16時30分
会 場   全社協5階「第3・4・5会議室」
      東京都千代田区霞ヶ関3-3-2新霞ヶ関ビル・5階
参加費   1,000円
定 員   100名
情報保障  手話通訳、要約筆記、点字資料、磁気グループ等を用意
参加定員等 全社協、障害関係団体連絡協議会の会員団体関係者等

主な内容
1,シンポジウム「今後の障がい者制度改革の課題と展望」
 <シンポジスト> 
  障がい者制度改革推進会議 構成員
  全日本手をつなぐ育成会  
    常務理事 大久保常明
  全国脊髄損傷者連合会 
    副理事長 大濱 眞
  全国難聴者・中途失聴者団体連合会  
    常務理事 新谷 友良
  日本盲人会連合  
    副会長 竹下 義樹
  全日本ろうあ連盟 
    常務理事・事務局長 久松 三二
 <コーディネーター>
  日本身体障害者団体連合会 
    常務理事・事務局長 森 祐司

2,講義「障害者の消費者被害の防止に向けて
         〜障連協の研究成果とその活用について」
  講師 全国脊髄損傷者連合会 理事長 妻屋 明

参加申込・お問合せ先
  社会福祉法人 全国社会福祉協議会・障害福祉部内
  障害関係団体連絡協議会事務局【担当/宮内・岡崎・向坂(さぎさか)】
  東京都千代田区霞ヶ関3-3-2新霞ヶ関ビル・5階
  TEL03-3581-6502 FAX03-3581-2428


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 4)トピックス
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新規ご参加ホテル・宿泊施設様のご案内

2010年2月、新しくホテル・宿泊施設の皆様がインターネット版車いす
宿泊ガイドに掲載参加されました。
新規掲載ホテルは以下の通りです。(敬称略、順不同)

・高松テルサ
・ホテルグリーンタワー千葉
・ホテルグリーンタワー幕張

今後も皆様から旅の必需品として求められるガイドを目指す「インターネット
版車いす宿泊ガイド」に、より多くの宿泊施設様から情報をお寄せいただけれ
ば幸いです。


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 5)インターネット版『全国車いす宿泊ガイド』のご案内
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1959年に全国脊髄損傷患者僚友会として設立されて以来、脊髄損傷者と重度
障害者のための医療の充実と福祉向上をはかり「どんなに重い障害があっても
それぞれの地域で普通に暮らせる社会」を目標に、障害者の医療費負担減免や
各種割引制度の実現、障害者に関する法制度の確立のために努力して参りまし
た。

特に、交通バリアフリー法とハートビル法の策定には国土交通省などとも意見
を交換し、これらが統合される新法「高齢者・障害者等の移動円滑化の促進に
関する法律」の策定においても重要な役割を担っております。

2002年に社団法人と化したことをきっかけに、今度は社会に役立ち、そして社
会に貢献できる障害者団体となることを目標に掲げました。

その一環として、1984年に第一版を発行した『全国車いす宿泊ガイド』も、
書籍としては第四版を発行するまでに至りましたが、さらに便利に、さらに詳
しく、さらに使いやすく、かつ、これまで集めた膨大なデータとノウハウを
より多くの人々に還元するために、このたびインターネット化することを決め
ました。

『全国車いす宿泊ガイド』のご利用、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
  ⇒ http://www.zensekiren.jp/guide/

 社団法人全国脊髄損傷者連合会
 理事長 妻屋 明
 

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『全国車いす宿泊ガイド』につきましてはこちらをご覧ください
  ⇒ http://www.zensekiren.jp/guide/

『社団法人全国脊髄損傷者連合会』につきましてはこちらをご覧ください
  ⇒ http://www.zensekiren.jp/

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  ⇒ http://www.raqoo.com/mailing/open/mailmag.cgi/list/magazine/
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発行:社団法人全国脊髄損傷者連合会
   全国車いす宿泊ガイドマガジン運営事務局

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