日付: 2010年 1月 11日

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 『全国車いす宿泊ガイド メールマガジン No.14』
  社団法人全国脊髄損傷者連合会              2010/1/11
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 こんにちは、『全国車いす宿泊ガイド メールマガジン』運営事務局です。
 このメールはメールマガジン会員様宛てにお送りしております。

―【本号の内容】―――――――――――――――――――――――――――

 1)旅のエッセイ 「飛んでもエンジョイ車いす」
 2)ななめ読み(10)「目の断崖絶壁」
 3)イベント情報1                  
 4)イベント情報2
 5)全国車いす宿泊ガイドのご案内
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 1)旅のエッセイ『飛んでもエンジョイ車いす
           ―北ドイツ・ロンドン編(13)―』
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目覚しく変貌するベルリン

 ベルリン滞在時はツオー駅の近くに泊まることが多い。ツオー駅で下車しカ
イザーヴィルヘルム教会を目にすると、なぜだか懐かしい感慨を覚える。第2
次世界大戦の傷跡が残るこの教会だが、ドイツでの故郷のような親しみを感じ
るのは、多分この教会を目印に歩くことが多いからかも知れない。

 首都ベルリンはやはり福祉もドイツ一番だろう。統一から18年が経ち、そ
の変貌は目覚しく行く度に街は変化を遂げている。

 昨年はワールドカップサッカーの開催国でもあった為か、中央駅が新設され
ていた。近未来型のその建物は地下2階・地上4階建て。各ホームに3つの丸
型のエレベーターが設置されている。広さは直径3〜4メートル位、改札がな
いため地下から地上4階までドーンと突きぬけているその存在感は大きい。

 夏休み中だったため、自転車旅行の学生が多かったが、自転車・乳母車・車
いす・大きなトランクを持った人等何でもござれ、それらの人全部が入っても
十分な広さを持つ。

 比べて日本はと言うと、バリアフリー法が施行され、駅のバリアフリー化も
徐々に進んではいるが、エレベーターはせいぜい車いすが2台入ればいっぱい
の代物ばかり。おまけに一般の人も高齢化に伴ないエレベーターを使う人が多
い。だから車いすが乗ると邪魔そうな顔をされ、私たちは肩身の狭い思いをす
るものだ。どうしてもっと先を見越したまちづくり・施設造りができないもの
か、とドイツを旅行して痛感する。

 しかも、ベルリン中央駅にはホーム南側屋根に1700メートルに及ぶ太陽
電池パネルが敷設されているという。

 太陽光発電は、オフィスやサッカースタジアムなどあらゆるところに普及し
ているらしい。例えば、ハイデルベルクのネッカー川を走る「ネッカー川の太
陽号」も太陽光発電で走る観光船という。これら太陽光の急速な普及は、きっ
とドイツ人の環境意識の高さによるものだろう。

 一方、東西ドイツの統一は決していい面だけではないようだ。高い失業率と
東西間の経済格差そして移民問題、とドイツ病を抱えている。だが、日本人と
相通じる勤勉な国民性は、きっとそれらを解決していくだろう。

(つづく)

(文:全脊連 理事 赤城 喜久代)


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 2)ななめ読み(10)「目の断崖絶壁」
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 幼児や幼稚園児から、英語レッスンを、という風潮がめだっていますね。
TVの幼児番組にも、小さな頃から、耳や目に英語を親しませる、という番組
を目にします。

 こんな流れの中に、「目の段差」絶滅レッスンも入らないでしょうか?
 
 2009年の小学生作文コンクール。義足の少女が、「あの子、ウソの足だ」
と子供たちに言われ、正しく理解してもらうために、みんなの前で、自分の足
について話をした、という作文が、最優秀賞に輝いた、という記事を目にした
かたも多いのではないでしょうか。

 生まれてから、子供の心に差別の意識がわいてくるのは大人の影響力と断言
できます。

 「見下す」という目の段差が、子供に根付くのは、どこからでしょうか?

 子供たちに元気を贈る、素敵な特別授業をされている、クルマいすユーザー
Sさんは「まず、先生の中にある、目の段差をなんとかならないかナー」とい
つも思うそうです。

 「障害者のかたに、暖かい気持ちを持つやさしさや思いやりを、子供たちの
心に植えつけたい」そういう、先生の特別授業要請時の挨拶を聞くたびに、な
んとかしなければ、と悩むSさん。

 一見、正論に見える先生の思いですが、これがとてつもない、ゆがんだ発想
を、子供の心に植えつけているのは、車いすユーザーのあなたにはピュアーに
見えるはず。

 「“気の毒な”障害者に、やさしく接する心」これが思いやりだ、という
「目の断崖絶壁」のようなすごい見下す発想を植付けようとする、教育の大間
違いを!
 
 「本当の苦しさを自力で乗り越えた人こそ、本当の思いやりをもっている。
その大切さこそを子供たちに伝えてほしい」そんな先生の発想に替えていかな
ければ、と私も切実に思います。
 
 この世で一番、尊敬されるのは、底深い苦しみを超えて、明るく生きている
人ではないでしょうか。そんな方々が、キラ星のようにおられる車いすユーザー。
「そんな方々が明るく、旅なんかさらりと楽しむ生きかた、かっこいいぞ!」
それに気づく教師が続々、育ったとき、この国の民度も、まともになるのでは
ないでしょうか。

(文:仙人芳子)


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 3)イベント情報1
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厚生労働省シンポジウム 生活機能分類の活用に向けて
- 共通言語としてのICFの教育・普及を目指して -

標記について、下記のとおりシンポジウムを開催いたしますのでお知らせしま
す。多数の御参加をお待ちしております。

趣 旨 :ICF(生活機能分類)が2001年5月にWHO総会で採択され
     て以来、普及を促進するための研究開発が行われてきたが、2006
     年WHO-FICネットワークチュニス会議において、ICFを検
     討するFDRG(生活機能分類グループ)が設置されたことを受け
     てWHOの専門家会議において普及啓発、教育など活発な議論がな
     されており、世界中の関係者から注目を集めている。我が国におい
     ても普及の可能性、利用における課題や問題点を明らかにするため、
     介護、リハビリテーション、医療連携等における具体的な研究や、
     活用事例の報告が行われているところである。

     今回のシンポジウムでの活用事例の報告発表等を通じ、ICFに関
     する異職種間の情報交換が活発化し、連携が促進されることが期待
     される。

日 時 :平成22年1月24日(日) 12:00 開場  13:00 開始
会 場 :明治大学リバティータワー1階 「リバティーホール」
     JR中央線・総武線・東京メトロ丸ノ内線
       /御茶ノ水駅 下車徒歩3分
     都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線
       /神保町駅 下車徒歩5分
     〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1
     TEL 03-3296-4545    
主 催 :厚生労働省
協 賛 :財団法人 厚生統計協会
協 力 :日本保健医療福祉連携教育学会
     NPO法人日本ソーシャルワーカー協会  
参加費 :無料
申 込 :下記Webサイトより登録をお願い致します。
     http://www.jigyou.com/icf/
問合せ :厚生労働省大臣官房統計情報部人口動態・保健統計課
     疾病傷害死因分類調査室     
    
     
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 4)イベント情報2
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スタディツアーinタイランド
異国の友達を作ろう!!〜障害者宅訪問・交流〜
一緒にタイの伝統・文化・福祉を体験しよう!!

日程  :2010 年1 月29 日(金)〜2010 年2 月3 日(水)
料金  :11 万円予定(一人部屋希望 1万円プラス予定)
     燃料代があがった場合、追加徴収する可能性あり。
     内訳 航空チケット+宿泊+食事
     (フリータイムのみ交通費・食費は各自負担)
募集人員:15 名(障害のある人、その他)(最少催行人数6 名)
募集期間:定員になり次第、締め切ります。
申込方法:参加申込書に必要事項をご記入の上、郵送・FAX あるいはご持参
     ください。
※この旅行は個人旅行です。

お問い合わせ先:
アジア障害者支援プロジェクト
名古屋市昭和区恵方町2ー15 AJU自立の家内
TEL:052ー841ー5554
FAX:052ー841ー2221
http://www.aju-cil.com/asia/asiatop.php

担当:木下・小長谷
     

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 5)インターネット版『全国車いす宿泊ガイド』のご案内
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1959年に全国脊髄損傷患者僚友会として設立されて以来、脊髄損傷者と重度
障害者のための医療の充実と福祉向上をはかり「どんなに重い障害があっても
それぞれの地域で普通に暮らせる社会」を目標に、障害者の医療費負担減免や
各種割引制度の実現、障害者に関する法制度の確立のために努力して参りまし
た。

特に、交通バリアフリー法とハートビル法の策定には国土交通省などとも意見
を交換し、これらが統合される新法「高齢者・障害者等の移動円滑化の促進に
関する法律」の策定においても重要な役割を担っております。

2002年に社団法人と化したことをきっかけに、今度は社会に役立ち、そして社
会に貢献できる障害者団体となることを目標に掲げました。

その一環として、1984年に第一版を発行した『全国車いす宿泊ガイド』も、
書籍としては第四版を発行するまでに至りましたが、さらに便利に、さらに詳
しく、さらに使いやすく、かつ、これまで集めた膨大なデータとノウハウを
より多くの人々に還元するために、このたびインターネット化することを決め
ました。

『全国車いす宿泊ガイド』のご利用、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
  ⇒ http://www.zensekiren.jp/guide/

 社団法人全国脊髄損傷者連合会
 理事長 妻屋 明
 

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『全国車いす宿泊ガイド』につきましてはこちらをご覧ください
  ⇒ http://www.zensekiren.jp/guide/

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  ⇒ http://www.zensekiren.jp/

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  ⇒ http://www.raqoo.com/mailing/open/mailmag.cgi/list/magazine/
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発行:社団法人全国脊髄損傷者連合会
   全国車いす宿泊ガイドマガジン運営事務局

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【タイトル】「全国車いす宿泊ガイドメールマガジン」
【 配信 】毎月予定
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 ・バリアフリーに関する情報
 ・宿泊施設に関する情報など

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