日付: 2009年 12月 4日
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『全国車いす宿泊ガイド メールマガジン No.13』
社団法人全国脊髄損傷者連合会 2009/12/4
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こんにちは、『全国車いす宿泊ガイド メールマガジン』運営事務局です。
このメールはメールマガジン会員様宛てにお送りしております。
―【本号の内容】―――――――――――――――――――――――――――
1)旅のエッセイ 「飛んでもエンジョイ車いす」
2)ななめ読み(9)「冬ですが怪談」
3)イベント情報 「厚生労働省シンポジウム
生活機能分類の活用に向けて」
4)書籍の紹介 「患者と作る医学の教科書」
5)全国車いす宿泊ガイドのご案内
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1)旅のエッセイ『飛んでもエンジョイ車いす
―北ドイツ・ロンドン編(12)―』
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ベルリンを歩く
歴史を重ねてきたヨーロッパの街は建物や道路が古い。それはそれで、趣が
あり人を惹きつけてやまない部分もある。が、道路に限っては旧市街の石畳な
ど、車いす使用者にとっては非常に困難を要する。だが、ベルリンにおいては
道路の苦労はほとんどしなくていい。例えばブランデンブルク門がある、ウン
ター・デン・リンデン通りなどは歩道の幅が5〜6メートルあり、道も整備さ
れていてとても走りやすい。たとえ双方とも、車いす二人が横に並んですれ違
うとしても、十分の広さが有り可能である。
1961年一夜にしてベルリンの壁が築かれた。その後28年間、壁が崩れ
る日は永遠に来ないかとも思われていた。しかし、1989年突然壁が崩壊、
その翌年ドイツは統一を果たしベルリンは首都の座に返り咲いたのである。
今や、壁があったブランデンブルク門付近はその面影は全くなく、一大観光
名所になっている。
ベルリンは街自体がとても大きく、一日や二日の観光で見て回れる広さでは
ない。地区を分けて観光するしかないが、それにはバスを利用するのがいいだ
ろう。特にツオー駅前から出ている、100番と200番のバスは街の中心を
走り車窓からでも観光が出来便利だ。
ほとんどのバスは車いす対応だが、一部手伝いが必要な場合もある。料金は
「証明があれば車いすは無料」とインフォメーションで教えてくれた。その証
明は日本のものでもかまわないと言うが、果たして彼らに日本語が読めるのか
という疑問はある。因みに私は、チケットだけは一応買ってバスに乗るのだが、
自動刻印機(切符に日付を入れるもの)には手が届かないし、運転手さんから
は一度も切符の提示を求められたことはないが、無料かどうかは定かではない。
見所を少し押さえておくと、世界遺産にもなっている博物館の島には、ペル
ガモン博物館やナショナルギャラリー、ベルリン大聖堂などが立ち並ぶ。その
向かいには赤の市庁舎があり、ブランデンブルク門のすぐ北にはライヒスター
ク(ドイツ連邦議会議事堂)がある。ここの屋上にあるガラス張りの天井ドー
ムは見学できるが、非常に人気が高い。30分〜40分待ちの行列は当たり前
だが、車いすと乳母車は入り口が別なのですぐに入れる。
そこからまっすぐ南に下ると、ポツダム広場があり、ベルリンフィルハーモ
ニーやソニーセンターが建っている。ベルリンフィルハーモニーは、何処の席
でも同じ音響で聞けるというから、その造りはすばらしい。
ツオー駅前にはカイザーヴィルヘルム教会があり、そのすぐ近くにはツーリ
ストインフォメーションが入る、ヨーロッパセンターがある。目の前はクーダ
ムと言うベルリン一のショッピングストリート。ベルリンを訪れたらこのくら
いはぜひ観光したいものだ。
市内交通としてはSバーンと言う近郊電車とUバーンという地下鉄がある。
この二つは乗れる駅と乗れない駅があるので、市内地図を手に入れ確認したほ
うがいい。Sバーンはホームとの段差がある古い型もあるが、新しい型はほぼ
段差がなく簡単に乗れる
(つづく)
(文:全脊連 理事 赤城 喜久代)
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2)ななめ読み(9)「冬ですが怪談」
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福祉タクシーのドライバー、Nさんいわく「車いすのお客さんが最初、介助
つきで新幹線に乗ってたけど、この頃は一人で行く、と言うんですね」と。そ
うですよね。旅なれたかたなら、そうそうと相槌をうてるはず。
列車や電車で、一人旅を楽しむ車いすユーザーの姿をよく見るようになりま
した。あなたもそうしてみようかな、と思うなら、新幹線、関西方面の旅から、
始めてみませんか?
新幹線は確実に駅員さんが案内役についてくれるので、なんの不安もありま
せん。
新幹線の椅子に移乗しずらいかたは特に便利ですが、乗る予定日(帰宅日)
の1ヶ月前に緑の窓口に行くと、関西方面なら1列車に一室ある個室をとって
もらえます。(北に向かう新幹線は個室なし、座席移乗となります)
ただし、この個室確保は、いまだにインターネットにつながれていなくて、
電話で確認を取る都合から、指定券をうけとるのに、1時間は待たされる、と
いうのがツライところ。
乗車当日は、30分前に新幹線の改札口につき、駅員さんに「何時発の新幹
線で、乗り継ぎの在来線は何線の何駅」と伝えておきます。そうすれば、到着
駅にデッキ・パック(渡り板)を持った駅員さんが迎えてくれ、次の在来線ま
で案内してくれます。在来線がJRの場合は、確実に連絡が入っていて、その
先でも駅員さんが待ちかまえてくれます。
日本の新幹線で、最先端の車両は「のぞみ」個室も座席がベッドに変化した
り、車いすで回転できる円形をとりいれています。
ところが実は、この最先端個室、背筋も凍る話があるのをご存知ですか?と
いうのは、全車両クーラーが効いている期間、この個室は冷蔵庫のように冷え
まくるのです。
わたしも、それを知らずに乗った、残暑厳しい9月、手持ちのタオルやゴミ
袋を身体に巻いて必死に寒さに耐えるホームレスファッションと化し、予測で
きた10月には、旅先に全く必要のない厚手セーターを持ち歩く、はめになり
ました。
でも、個室でのびのび、お弁当やお菓子を食べ放題、疲れたら足を椅子にあ
げて、アホな話も、し放題という密室の旅はなかなか。
ともあれ、安心なガイドさんつきの新幹線の旅は、あなたの世界を大きくひ
ろげてくれること、うけあいです。
(文:仙人芳子)
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3)イベント情報
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厚生労働省シンポジウム 生活機能分類の活用に向けて
- 共通言語としてのICFの教育・普及を目指して -
標記について、下記のとおりシンポジウムを開催いたしますのでお知らせしま
す。多数の御参加をお待ちしております。
趣 旨 :ICF(生活機能分類)が2001年5月にWHO総会で採択され
て以来、普及を促進するための研究開発が行われてきたが、2006
年WHO-FICネットワークチュニス会議において、ICFを検
討するFDRG(生活機能分類グループ)が設置されたことを受け
てWHOの専門家会議において普及啓発、教育など活発な議論がな
されており、世界中の関係者から注目を集めている。我が国におい
ても普及の可能性、利用における課題や問題点を明らかにするため、
介護、リハビリテーション、医療連携等における具体的な研究や、
活用事例の報告が行われているところである。
今回のシンポジウムでの活用事例の報告発表等を通じ、ICFに関
する異職種間の情報交換が活発化し、連携が促進されることが期待
される。
日 時 :平成22年1月24日(日) 12:00 開場 13:00 開始
会 場 :明治大学リバティータワー1階 「リバティーホール」
JR中央線・総武線・東京メトロ丸ノ内線
/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
都営地下鉄三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線
/神保町駅 下車徒歩5分
〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1
TEL 03-3296-4545
主 催 :厚生労働省
協 賛 :財団法人 厚生統計協会
協 力 :日本保健医療福祉連携教育学会
NPO法人日本ソーシャルワーカー協会
参加費 :無料
申 込 :下記Webサイトより登録をお願い致します。
http://www.jigyou.com/icf/
問合せ :厚生労働省大臣官房統計情報部人口動態・保健統計課
疾病傷害死因分類調査室
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4)書籍の紹介
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患者と作る医学の教科書
書籍名 :患者と作る医学の教科書
出版社 :日総研出版
発行日 :2009-08-15
著者 :酒巻哲夫/編著代表
群馬大学医学部付属病院
医療情報部部長・教授/医師
ISBN :978-4-7760-1458-4
ページ数:279頁
価格 :2,800 円(税込)
主な内容:
●慢性頭痛 ●パーキンソン病●1型糖尿病 ●中枢性尿崩症
●マルファン症候群●気管支ぜんそく●変形性股関節症
●統合失調症●慢性腎不全●口唇口蓋裂●腎性尿崩症
●先端巨大症●クローン病●全身性エリテマトーデス
●心臓病●肝臓病●PWS●認知症●てんかん●排尿障害
●HAM●CMT●COPD●乳がん●白血病
各疾患について以下のような誌面構成で解説しています。
◆病気の概念 ◆症状,初診時の様子 ◆検査の内容
◆誤診されやすい病気など ◆診断時に気遣ってほしいこと
◆治療の内容 ◆薬の副作用や手術後の合併症に関する患者の声
◆患者の悩み,問題 ほか
演習問題
各疾患の解説を踏まえて,医療者と患者,あるいは患者の家族との間に起こり
やすい問題を厳選しました。
ホームページから頁見本をご覧いただけます。
http://nissoken.com/book/1458/sample.html
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5)インターネット版『全国車いす宿泊ガイド』のご案内
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1959年に全国脊髄損傷患者僚友会として設立されて以来、脊髄損傷者と重度
障害者のための医療の充実と福祉向上をはかり「どんなに重い障害があっても
それぞれの地域で普通に暮らせる社会」を目標に、障害者の医療費負担減免や
各種割引制度の実現、障害者に関する法制度の確立のために努力して参りまし
た。
特に、交通バリアフリー法とハートビル法の策定には国土交通省などとも意見
を交換し、これらが統合される新法「高齢者・障害者等の移動円滑化の促進に
関する法律」の策定においても重要な役割を担っております。
2002年に社団法人と化したことをきっかけに、今度は社会に役立ち、そして社
会に貢献できる障害者団体となることを目標に掲げました。
その一環として、1984年に第一版を発行した『全国車いす宿泊ガイド』も、
書籍としては第四版を発行するまでに至りましたが、さらに便利に、さらに詳
しく、さらに使いやすく、かつ、これまで集めた膨大なデータとノウハウを
より多くの人々に還元するために、このたびインターネット化することを決め
ました。
『全国車いす宿泊ガイド』のご利用、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
⇒ http://www.zensekiren.jp/guide/
社団法人全国脊髄損傷者連合会
理事長 妻屋 明
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『全国車いす宿泊ガイド』につきましてはこちらをご覧ください
⇒ http://www.zensekiren.jp/guide/
『社団法人全国脊髄損傷者連合会』につきましてはこちらをご覧ください
⇒ http://www.zensekiren.jp/
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⇒ http://www.raqoo.com/mailing/open/mailmag.cgi/list/magazine/
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発行:社団法人全国脊髄損傷者連合会
全国車いす宿泊ガイドマガジン運営事務局
Copyright Spinal Injuries Japan. All Rights Reserved.
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