日付: 2009年 11月 3日
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『全国車いす宿泊ガイド メールマガジン No.12』
社団法人全国脊髄損傷者連合会 2009/ 11/3
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こんにちは、『全国車いす宿泊ガイド メールマガジン』運営事務局です。
このメールはメールマガジン会員様宛てにお送りしております。
―【本号の内容】―――――――――――――――――――――――――――
1)イベント情報1 「鈴鹿シティマラソン」
2)イベント情報2 「グループピアカウンセリング
〜自分たちでやってみよう〜」
3)旅のエッセイ 「飛んでもエンジョイ車いす」
4)ななめ読み(8)「アカシ」
5)全国車いす宿泊ガイドのご案内
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1)イベント情報1
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鈴鹿シティマラソン
F−1「鈴鹿サーキット国際レーシングコース」を走ることができます。
※ハーフマラソンは、全コース走破可能!
・サーキット遊園地やホテルにも入場できます。
・ハーフマラソンは、今年で3回目で参加者急増中。
・専門医のスポーツ医科学相談コーナー充実
・抽選会では海外・国内旅行が当たります。
日 時 :2009年12月20日(日)7:45〜
・8:30~ 開会式
・9:00~ スタート
・10:15~ 表彰式
・12:00~ 大抽選会
会 場 :鈴鹿サーキット国際レーシングコース
種 目 :車いす
・競技用 5.6km
・生活用 2.0km
シティマラソン
・21.0975km(ハーフ)
・5.6km
・2.0km
主 催 :鈴鹿シティマラソン実行委員会
参加料 :各種目によって異なりますのでお問合せください。
申込締切:平成21年11月20日(金)消印有効
大会情報に関するお問合せ
〒513−8701
三重県鈴鹿市神戸1‐18‐18 鈴鹿市文化振興部
スポーツ課内 鈴鹿シティマラソン実行委員会
TEL 059-382-9029 FAX 059-382-9071
http://www.e-marathon.jp/suzuka/
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2)イベント情報2
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グループピアカウンセリング〜自分たちでやってみよう〜
NPO法人ぴあ・さぽ千葉では、4月15日にデイケアや地域活動センター等で
自分たちが主体で行えるグループワークの一つとして、
『グループぴあカウンセリングのやり方講座』を開催し、こころの病の経験者
や専門家の立場の方々など、50名の皆様に楽しんで参加していただきました。
そして「ぜひ2回目の開催を・・・」と言う要望が多かった事もあり、第2回目
の講座を開催させて頂く事になりました。経験者の皆様はもちろんですが、
ご家族、スタッフの方々のご参加もお待ちしております
日 時 :12月2日(水)
時 間 :10:30〜16:00
(10:00〜受付開始)
場 所 :千葉市民会館(特別会議室2)
住 所 :千葉市中央区要町1−1 電話:043−224-2431
定 員 :40名
参加費 :会 員2,500円(昼食・お茶付き)
非会員3,000円(昼食・お茶付き)
講 師 :土屋徹(SST普及協会認定講師)
申し込み締め切り:11月30日(月)15時まで
<申し込み方法>
1、下記申込用紙に必要事項をお書きの上、FAX又は電話にて申し込む。
043‐310‐3062
2、メールで下記内容を送信して申し込む。
piasapo@hotmail.co.jp
※ただし、定員になり次第受付を終了させていただきます。
チケットの発送などはありませんが、定員に達した後のお申し込みに関しては、
お断りのご連絡をさせていただきます。
尚、前日(12/1)16時以降〜当日の電話でのお問い合わせはご遠慮ください。
問い合わせ先
〒262-0032
千葉県千葉市花見川区幕張町5-417-281第8マチイビル501号
地域活動支援センターそらのまめ内
NPO法人ぴあ・さぽ千葉
tel&fax:043‐310‐3062
メール:piasapo@hotmail.co.jp
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3)旅のエッセイ『飛んでもエンジョイ車いす
―北ドイツ・ロンドン編(11)―』
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いよいよハンブルクを後にするその日、バスに乗り込みブレーキを止めよう
としたらタイヤがペッタンコ!
−これは困った、空気が抜けただけなのか、それともパンクだろうか?−
中央駅近くのバス停でバスを降り、目の前にいたドイツ人に、
「ちょっと助けてくれない?」と聞く。
「何?」と言う顔をしたので、
「今、時間ありますか?」と言うと、
「時間?あるよ」と言う返事。そこで、車いすのタイヤを指差しパンクを教え
ると、しゃがみこんで私が持っている空気入れで空気を入れだした。が、空気
は入るが瞬く間にスーッと抜けてしまう。完全なパンクだった。手伝ってくれ
た彼には、5ユーロの御礼をしてパンクしたまま駅へと向かった。
道端で突然、見知らぬ外国人に声をかけられ、空気入れをさせられた彼は
さぞ迷惑だったろう。後で考えると、「よくあんなこと言えたな」と思うが、
そのときは多分必死だったのだろう。しかし、場所と時間が違ったら男性に
「時間ある?」と言うのは勘違いされかねない言葉だ。
ドイツバーン・サービスポイントへ行き、予約している電車のチケットを
みせそこで職員を待つ。しかし、15分前になっても職員は現れない。10分
前、女の職員に言う。返事がない。とうとう5分前になった。
「どうなってるの?」と聞くが、答えが返ってこない。
もう一度聞くと、
「フェルンシュプレ・・・??」と言われたが聞き取れない。
「英語で言って!」
しかし、シラッとして、
「フェルンシュプレ・・・??」
その態度に少しムッとしたが、側で見ていた人がにっこり微笑んで「電話して
いる」と親指と小指で電話をする形をつくり教えてくれた。
―だったら「テレフォン」って言ってよ。「フェルンシュプレッヒャー」なん
て普段使わないじゃないー
結局その電車には、ホームまでのエレベーターが故障ということで乗れなか
った。次の電車まで待つこと1時間。やっとベルリン行きの電車に乗り込んだ
のはいいが、その電車には車いす席がない。仕方なく、食堂車の端のほんのわ
ずかの隙間の所に、(後ろはすぐ蛇腹)身を小さくして乗っているしかなかっ
た。おまけにホームを歩いている間、車いすのチューブがちぎれて中から出て
きてしまっていた。完全にスチールがむき出しの状態だ。
−車いすはパンク、列車には乗り遅れる、サービスポイントでは意地悪される、
列車に車いす席はない、と踏んだりけったりだー
其の時は、本当に情けない気持ちでいっぱいだった。が、すぐにそのままでは
ホテルまで辿り着けない。何とかしなければと頭を切り替えた。
ーそういえば、ベルリンのホームページをチェックしたとき、メモッた電話
番号があったー
しかし、連絡したくても電話はない。
誰かに電話を借りようかと思ったが、
ふと、乗るときに手伝ってくれた優しそうな車掌さんの顔を思い出した。
−そうだあの車掌さんに借りようー
以心伝心か、車掌さんが近くに来た。
そこで、
「あなたの電話を貸してもらえますか?お金は後から払いますから」と言うと、
「お金は要らないから、使っていいよ」と、気軽に電話を貸してくれた。
―旅先での優しさは心に沁みるー
すぐにハンディキャブタクシーと車いす修理屋に連絡を取る。運よくどちらに
も連絡が取れた。
1時間後、ベルリン中央駅のホームにはハンディキャブタクシーが迎えに来
ていた。もちろん、初めて会う運転手さんだったが、嬉しくて思わず握手して
しまった。―良かったー
車掌さんにもお礼を言うと、
「これに懲りずに又ドイツに来てください」と言われた。ハンブルクの印象が
少し悪くなりかけていたが、この言葉でそれは吹き飛んだ。
ホテルの部屋に車いす修理屋さんが来た。私の電動車いすはドイツ製のイー
フィックス。タイヤの取り付けは、軸と穴がピタッと合わないと通電しない。
彼はタイヤをクルクルッとと回転させ、スパンと穴の中に収めた。いや「お見
事」自国製とはいえ、そのお手並みは大したもので、わずか10分程で作業は
終わった。
「おいくらですか?」と尋ねると、
「いや、お金は要らないよ」
「でも、私日本人ですけど・・・。」
「いいんだよ、この書類に住所と名前を書いてくれれば」と言う。結局、無料
で車いすの出張修理をやってもらえたのだった。
後日、日本にその修理明細が送られてきたが、修理代は106ユーロ(約16,000円)
だった。旅行者でもこういうシステムを使えるとは、ドイツは懐が大きい!と
いうより、日本のシステムが、如何にお役所主義的なものかわからされた一面
でもあった。
車いすが元通りになると現金なもので、先ほどの沈んだ気持は何処へやら、
ルンルンで街歩きに出かけた。
ホテルは前回と同じツオー駅近くのパラスホテル。ここのハンディキャップ
ルームは珍しくシングルルーム。少しバスルームが狭く、トイレも左利き用だ
が何とか使える。隣はヨーロッパセンター、クーダムというベルリンで一番に
ぎやかな通りが目と鼻の先にあり、立地条件は最高。食事はヨーロッパセンタ
ーにある「大都会」という鉄板焼きの店で済ませた。そこだと、夜遅くなって
もホテルは隣で心配が要らない。
店員さんに奨められ鴨肉を食す。鴨と聞くと油っこいイメージがあるが、
さっぱりしていてなかなかおいしかった。そういえば前回、そこでホワイトア
スパラガスを食べたことを思い出した。ドイツ人にとって、ホワイトアスパラ
ガスというのは、例えてみれば、日本のマツタケの存在に似ているのではない
かと思える。何故なら、ドイツ中がその季節を待ちわびているからだ。
隣の席から「すみません、写真とってくれませんか」と日本語が聞こえてき
た。ドイツ人のその女性はベルリンの大学で日本語を習っているという。日本
語やお茶のことでひとしきり話が弾む。帰国後、メールを送ったがアドレスが
わずかに違うのだろう、届かなかった。ネイティブの彼らの字はわかりづらく、
よくこういうことが起こる。スペルの確認はしたのだが残念。そういうことも
あるがこれもまた旅のうち。
(つづく)
(文:全脊連 理事 赤城 喜久代)
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4)ななめ読み(8)「アカシ」
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苦節10年、といわれますが、バリアフリー度も10年で「古代史、自在」と
いう領域に来たか、という嬉しい発見を、この秋の奈良で実感しました。
今から8年前の法隆寺に、車いすユーザーT氏のおともで行ったとき、主要
な門前には、急ごしらえの急なスロープが階段の横に付けられ、僧衣の男性が
全力でひきあげてくれる、というところばかりで「どこでも人手を煩わすのか!」
とT氏が、内心、辛い思いをされている気がしました。
それがこの秋、まず東大寺。本殿に向かって左側の回廊に面して、しっかり
ゆるやかなスロープが設置されていました。一般客で混む正面の広い直線の拝
観路と違い、ゆったりと回廊を行けます。大仏様も正面から背後まで、じっく
り拝観することができました。
次に向かった興福寺、国宝館にも、ゆったりしたスロープが常設されています。
仏教関係の建物は、「結界」という、修行の妨げになるものを入れない、と
いう思想で、階段や、段差をつけるので、車いすを使う方たちが、楽しみづら
くて悔しい、と古寺めぐりが好きそうな友人を思い浮かべるたびに思っていた
のですが、このたびの奈良で、嬉しい兆しを感じました。
世界的な発想として、その建物に、スロープで入れる、というのは、人を大
切にして設計されている、という“アカシ”ではないでしょうか。
介助犬と素敵に暮らしている秋田県のAさんは、介助犬を気持ちよく迎えて
くれる店は、必ず、暖かい店と、感想をのべておられます。
見た目のよい建物から、一歩すすんだ、暖かいハートを感じる建物の目印は
“使いやすいスロープにあり”と私たちは断言できますね。
(文:仙人芳子)
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5)インターネット版『全国車いす宿泊ガイド』のご案内
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1959年に全国脊髄損傷患者僚友会として設立されて以来、脊髄損傷者と重度
障害者のための医療の充実と福祉向上をはかり「どんなに重い障害があっても
それぞれの地域で普通に暮らせる社会」を目標に、障害者の医療費負担減免や
各種割引制度の実現、障害者に関する法制度の確立のために努力して参りまし
た。
特に、交通バリアフリー法とハートビル法の策定には国土交通省などとも意見
を交換し、これらが統合される新法「高齢者・障害者等の移動円滑化の促進に
関する法律」の策定においても重要な役割を担っております。
2002年に社団法人と化したことをきっかけに、今度は社会に役立ち、そして社
会に貢献できる障害者団体となることを目標に掲げました。
その一環として、1984年に第一版を発行した『全国車いす宿泊ガイド』も、
書籍としては第四版を発行するまでに至りましたが、さらに便利に、さらに詳
しく、さらに使いやすく、かつ、これまで集めた膨大なデータとノウハウを
より多くの人々に還元するために、このたびインターネット化することを決め
ました。
『全国車いす宿泊ガイド』のご利用、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
⇒ http://www.zensekiren.jp/guide/
社団法人全国脊髄損傷者連合会
理事長 妻屋 明
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『全国車いす宿泊ガイド』につきましてはこちらをご覧ください
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